nariです🙋
2025年6月8日 公開 ⇒ 2025年10月25日 更新
じめじめとした梅雨の季節。雨音を聴きながら過ごす時間も風情がありますが、一方で
「体調がすぐれない…」
「家のカビが気になる…」
といった悩みを抱える方も多いのではないでしょうか?
梅雨は、私たちの健康や住環境、さらには身近な生物たちにまで、様々な影響を与える時期です。しかし、正しい知識と対策があれば、この時期を快適に乗り切ることができます。
前に「梅雨時期の洗濯」について、記事を載せましたが、今回の記事では、梅雨がもたらす「食中毒・カビ・体調不良」の影響を深掘りし、今日から実践できる具体的な対策方法を分かりやすく解説します。ぜひ最後まで読んで、今年の梅雨を健やかに、そして心地よく過ごすためのヒントを見つけてください。
≡ もくじ ≡
健康の敵?梅雨がもたらす体調不良と食中毒の危険

梅雨の時期、特に気をつけたいのが私たちの「体」です。高温多湿な環境は、体調不良や食中毒のリスクを高めます。
1. 食中毒が最も多い時期!その原因と今日からできる予防策
「この時期、食中毒が多いって聞くけど、なぜ?」
梅雨は気温が上がり始め、湿度も非常に高くなります。この環境は、細菌が最も活発に増殖するのに適しているため、一年で最も食中毒が発生しやすい時期なのです。
主な原因菌と特徴
- カンピロバクター菌: 生肉(特に鶏肉)に多く、少量の菌でも食中毒を引き起こします。
- サルモネラ属菌: 卵や食肉、乳製品に潜むことがあり、激しい下痢や発熱を伴います。
- 黄色ブドウ球菌: 人の手指などにも存在し、おにぎりや調理済み食品で増殖し、毒素を出します。
アニサキス: 魚介類(特に生食)に寄生する寄生虫。激しい腹痛を引き起こすことがあります。
【徹底対策!】家庭でできる食中毒予防3つの鉄則
1. 「菌をつけない!」:手洗いと調理器具の衛生管理
- 調理前、食事前、トイレの後は石鹸で丁寧に手を洗いましょう。
- 肉や魚を切ったまな板や包丁は、使用後すぐに熱湯消毒し、他の食材に使う前に必ず洗剤で洗いましょう。
- 肉・魚を切る用と野菜を切る用で、まな板や包丁を使い分けるのが理想です。
2. 「菌を増やさない!」:食品の適切な保存
- 食品は購入後すぐに冷蔵庫に入れ、早めに使い切りましょう。
- 冷蔵庫の詰め込みすぎは冷気の循環を妨げ、庫内の温度が上がりやすくなるので注意が必要です。
- 解凍は冷蔵庫内で行い、常温での放置は避けましょう。
3. 「菌をやっつける!」:十分な加熱
- 肉や魚介類は、中心部までしっかり火が通るように加熱しましょう。中心温度75℃で1分以上が目安です。
- アニサキスは加熱(60℃で1分以上)または冷凍(-20℃で24時間以上)で死滅します。ただし、家庭用冷凍庫では-20℃に達しない場合もあるため、生食には注意が必要です。
2. 梅雨の「だる重」は「湿邪」が原因?東洋医学から見た対策
「なんだか体が重い…」
「食欲がない…」
これらも梅雨の時期によく聞かれる体調不良です。東洋医学では、梅雨の湿気が体内に侵入し、「湿邪(しつじゃ)」と呼び、停滞すると考えられています。
湿邪が引き起こす主な症状
- 体がむくむ、重だるい(特に手足が重い)
- 胃腸の不調(食欲不振、消化不良、軟便・下痢、胃もたれ)
- 頭重感、めまい
- 関節の痛み、神経痛
- 皮膚の湿疹(ジュクジュクしやすい)
- 女性はおりものが増えることも
【徹底対策!】湿邪を追い出す生活習慣と食べ物
1. 「体を冷やさない」: 冷たい飲食物は避け、温かいものを積極的に摂りましょう。
2. 「適度な発汗を促す」: シャワーで済ませず、湯船にゆっくり浸かることで、体内の余分な水分を排出できます。軽い運動もおすすめです。
3. 「湿気を排出する食材を摂る」
- 利尿作用のあるもの: スイカ、キュウリ、トウモロコシ、冬瓜、ハトムギ、小豆など。
- 消化を助けるもの: 大葉、ミョウガ、生姜、山椒など、香りの良い野菜や香辛料は胃腸の働きを助けます。
- 暴飲暴食は避け、消化の良いものを心がけましょう。
見えない脅威!カビ・ダニから家を守るには?

梅雨は、私たちの家にも忍び寄る「見えない脅威」を活性化させます。それが、カビとダニです。
1. カビ・ダニが爆増する理由
カビは湿度60%以上、ダニは湿度65%以上で最も繁殖しやすくなります。梅雨の時期は、まさにカビやダニにとっての楽園。アレルギーの原因となるダニの死骸やフン、カビの胞子は、アトピー性皮膚炎や喘息、鼻炎などの症状を悪化させる可能性があります。
2. 【徹底対策!】カビ・ダニを寄せ付けない住まいづくり
1.「湿度管理を徹底!」:除湿機の活用と換気
- エアコンの除湿機能や除湿機を積極的に使い、室内の湿度を60%以下に保ちましょう。
- 雨の日でも、換気扇を回したり、24時間換気システムを活用したりして、空気の滞留を防ぎます。
- 晴れた日には、窓を大きく開けて積極的に換気を行いましょう。対角線上の窓を開けると効率的です。
2.「空気を動かす!」:サーキュレーターで効率アップ
- 扇風機やサーキュレーターを使って、室内の空気を循環させましょう。特に湿気がこもりやすい部屋の隅やクローゼット、押し入れに向けて風を送ると効果的です。
3.「こまめな掃除と乾燥!」:ダニの餌と隠れ家をなくす
- 布団は湿気を吸い込みやすいので、晴れた日には干したり、布団乾燥機を活用したりして乾燥させましょう。
- 枕やマットレスも定期的にケアが必要です。
- 掃除機でダニの死骸やフンをこまめに吸い取りましょう。特にカーペットや布製ソファは念入りに。
- クローゼットや押し入れは、扉を開けて風を通し、中に除湿剤を置くのも有効です。
梅雨の恵みと自然の変化:意外な側面も

梅雨は何かと対策が必要な時期ですが、一方で自然の恵みももたらしてくれます。
1. 豊かな自然の息吹と植物の病気
この時期に咲くアジサイは、雨に濡れて一層美しさを増しますね。また、カタツムリやカエルといった両生類、昆虫たちの活動も活発になります。自然界が生き生きと動き出す時期でもあります。
しかし、この多湿な環境は、植物にとっては病気の原因にもなりえます。カビや菌類が原因となる「黒星病」「灰色かび病」など、農作物や観葉植物に影響を与える病気が発生しやすくなるため、適切な手入れや殺菌対策が必要になります。
2. 夏の恵みをもたらす「命の水」
そして、梅雨が私たちにもたらす最も大きな恵みは、「水資源の確保」です。
梅雨期の雨は、河川や地下水を豊かにし、ダムにたっぷりと貯水されます。この豊富な水は、夏の渇水を防ぐ上で不可欠であり、私たちの生活用水や農業用水、産業用水として、日々の暮らしを支えています。特に、日本の主要な食糧であるお米作りには、梅雨の雨が欠かせません。
まとめ:梅雨を賢く乗り切るために

梅雨は、食中毒や体調不良、カビ・ダニといった悩みを伴う時期ですが、その一方で、豊かな自然の営みや、かけがえのない水資源をもたらしてくれる大切な季節でもあります。
この記事でご紹介した対策方法を実践することで、梅雨のマイナス面を最小限に抑え、快適に過ごすことができるでしょう。
- 食中毒は「つけない・増やさない・やっつける」の三原則で予防!
- 体調不良は「湿邪」対策で、体を温め、余分な水分を排出!
- カビ・ダニは「湿度管理とこまめな掃除」で撃退!
最後まで観覧してもらい有難うございます。
〘nari爺のひとり言〙
毎年な梅雨時期は、知識と対策を味方につけて、少しでも健やかに、そして心地よく過ごしましょう!

